日本の保育の多くが年齢別保育を行っています。年齢別保育は昔から行われている保育方法で、同年齢の子ども達が同じクラスにいて、年齢に合わせた活動をしていきます。当スクールでも大部分で年齢別保育を取り入れています。
最近では、異年齢児保育と言う言葉が聞かれるようになり、それがどのような保育なのか、そして年齢別保育とどう違うのか等、保護者が話しているのを聞きます。異年齢児保育を行っている1つに、モンテッソリー教育があります。モンテッソリー教育は、数年前にとある将棋の棋士が幼い頃に通っていた事で話題になっていましたね。モンテッソリー教育では、1日を通し異年齢児が同じ空間にいて、モンテッソリー教具でのアカデミックな学習、日常生活の練習(料理、食器洗い、掃除等)を個々の子どもが好きな活動を選び学習する「お仕事」の時間があります。また、子どもの習熟度によっては、先生からレッスンを受けるのではなく、子ども達が使い方を教えあう事もあります。そうする事で、年上の子どもは、年下の子どもの見本になるように行動し、年下の子どもは、年上の子どもを見て将来の学習に結び付けていきます。
先に述べた様に、当スクールは基本的には年齢別保育をしていますが、他の教育の良い所、例えば、モンテッソリーやその他の教育分野の教育法も取り入れ、一般的な日本の教育ではやや消極的になりがちな分野の、自主性、尊重性、義務等を身に付けていっています。その1つが、ランチ後1時間の異年齢児保育です。この時間は、全クラス合同でままごと、ブロック、ドレスアップやお絵描き等、子ども達は自分達の好きな事をしています。異年齢保育なので、子ども達は年齢関係なく一緒に遊び、年上の子が年下の子に「一緒に遊びたい時は、『一緒に遊んでいい?』と聞くんだよ。」と教えてあげたり、年下の子が年上の子に「手伝って」と言って手伝ってもらう等の姿が見られます。
これらからも分かるように、異年齢児保育では、年齢の違う子どもとの遊びを通し、物の貸し借りや会話をする事で、コミュニケーション能力や更なる英語力の向上を促します。また、子ども達は年上・年下関係なく関りを持つ事で、お互いを尊重しあう心を育んだり、自主性を持って行動出来るようになります。このように、年齢別保育だけでなく、異年齢児保育の環境を増やし、幼児期から年齢関係なく他の子どもと関わり、自主性・尊重性・義務等の成長が促進されると良いですね。
異年齢児保育は、別の名前で呼ばれることがあります。それは何でしょうか?
答えは2番の縦割り保育です。
1番は、日本での一般的な保育です。
名古屋市子ども青少年局保育部保育運営課